
ベトナムで花は、最もはっきりとした心の言葉です。とくに年に二回、国際女性デー(3月8日)とベトナム女性の日(10月20日)が近づくと、ホーチミンの街は花で埋め尽くされます。この日はバレンタインより花が売れる、とまで言われるほど。この記事では二つの記念日の意味と由来から、贈る相手別のおすすめ花、花の種類ごとの意味、最近のギフト傾向、そして後悔しない準備の仕方までまとめました。
ベトナムの二つの女性の日 — 3月8日と10月20日
- 3月8日 国際女性デー(Quốc tế Phụ nữ) — 世界中で祝われる国際的な記念日です。
- 10月20日 ベトナム女性の日(Ngày Phụ nữ Việt Nam) — 1930年のベトナム女性連合創設を記念する、ベトナムだけの特別な日です。
法定休日(休みの日)ではありませんが、会社・学校・官公庁で行事が開かれ、男性が妻・恋人・母・先生・女性の同僚に花を贈ります。どちらも女性へ感謝と愛を伝える温かい文化で、ベトナムでは10月20日をやや特別に感じる雰囲気があります。
ルーツ — 徴姉妹と女性連合
ベトナムが女性の日を特に大切にする背景には、深い歴史があります。10月20日は、植民地支配への抵抗の中で1930年に結成されたベトナム女性連合(Hội Liên hiệp Phụ nữ Việt Nam)の創設を記念する日で、独立闘争と結びついています。
その根には、西暦40年に北方の支配へ立ち上がった徴姉妹(Hai Bà Trưng)の姿があります。二人の勇敢さは、今日もベトナム女性の力強さと先進性の象徴として受け継がれています。つまりベトナムの女性の日は単なる「花をもらう日」ではなく、女性の献身と歴史への敬意が込められた日なのです。詳しい背景はVietnamese Women’s Day(ウィキペディア)でも確認できます。
なぜベトナムで花贈りが大切なのか
ベトナムで花は単なる飾りではなく、敬意と感謝の表現です。値段よりも「覚えていて、前もって準備し、心を伝えた」という事実そのものを大きく受け止めます。だから小さな花束ひとつでも、真心がこもっていれば十分に輝きます。
この日に花を贈るとき、ひとつ覚えておきたいことがあります。ベトナムでは菊や白一色は葬儀を連想させるので、お祝いには避けるのが無難です。色や種類に込められた意味はベトナムの花贈りの文化とマナーもあわせてご覧ください。
ベトナムの女性の日の風景
この日、ホーチミンの街は花の露店が普段の何倍にも増え、花束を抱えた人があちこちに見られます。女性同士では「今日お花もらった?」が最初の挨拶になるほど、花を贈り合うのが自然な文化です。職場では男性の同僚が女性の同僚に花を渡し、ちょっとしたお茶会や行事が開かれることも。一部のお店や施設では女性に割引や小さな特典を用意することもあります。
ですからこの日にホーチミンに滞在するなら、周りの女性に一輪でも花を渡すのが自然で歓迎される挨拶になります。ベトナム・韓国の家庭やベトナムで働く方なら、なおさら気にかけたい日です。
女性の日ギフト用のピンクのバラとユリの花束 — 受け取る方の気持ちを明るくする組み合わせ
贈る相手別のおすすめ花
誰に贈るかで似合う花は変わります。あの人を思い浮かべて選んでみてください。
| 贈る相手 | おすすめの花 | 込めた意味 |
|---|---|---|
| 恋人・妻 | バラ | 赤=愛、ピンク=感謝・愛情 |
| 母・年上の方 | ユリ・カーネーション | 尊敬と母性 |
| 先生 | ユリ・蘭 | 品格と丁寧さ |
| 女性の同僚・上司 | 胡蝶蘭 | 上品で格式ある |
| 若い女性・友人 | チューリップ・ひまわり | 明るくトレンディ |
花の種類ごとの意味をひと目で
- バラ — 愛(赤)、感謝(ピンク)、純粋(白)。
- ユリ — 純粋と尊敬、母や先生へ。
- ひまわり — 希望と前向きなエネルギー。
- カーネーション — 母性、献身、尊敬。
- 胡蝶蘭 — 上品さと格、最近いちばん人気の花。
- チューリップ — 自信と新しい始まり、若い女性へ。
花ごとの意味をもっと知りたい方はベトナムの花の種類と花言葉もご覧ください。
最近の傾向 — 花に添えるギフト
最近は、花に小さな贈り物を添えたり、実用的な贈り物を一緒に選ぶ流れがはっきりしています。チョコやケーキ、香水・化粧品、スカーフのようなファッション小物が代表的で、何よりも一枚の手書きカードが気持ちを倍にして伝えてくれます。
面白い変化もあります。花の代わりに、あるいは花と一緒に食べられる贈り物が人気を集めています。イチゴやブドウを花束のように仕立てたフルーツバスケット、花の形に飾ったケーキが代表的です。実用性を重んじる若い世代を中心に選ばれています。それでもこの日の主役はやはり花なので、花 + 小さな贈り物の組み合わせが最も無難で愛される構成です。
ホーチミンで女性の日の花を注文する
ホーチミンには専門の花屋、路上の露店、オンラインまで選択肢が豊富です。ただし女性の日当日は注文が殺到し人気の花が早く売り切れるので、現地直営の花屋へ前もって注文するのが最も安全です。数日前に予約すれば、希望の花と構成で余裕をもって受け取れます。
HAMYFLOREはホーチミン市内で当日約2時間配送と、配達前に完成した花束の写真確認までお手伝いします。贈る相手と予算だけ教えていただければ、それに合う一番きれいな構成をご提案します。商品から似合う花を選んでみてください。
後悔しない準備の3つのコツ
- 早めに注文を。 3月8日と10月20日の直前は人気の花がすぐ品切れます。数日前の予約が安全です。
- 贈る相手を伝えて。 恋人か母か先生かで、おすすめがまったく変わります。
- 予算を先に伝えて。 予算に合わせて一番きれいな構成を提案してもらえます。
よくある質問
Q. 3月8日と10月20日、どちらが大きい日ですか? A. どちらも大切にしますが、ベトナムでは女性連合の創設を祝う10月20日をやや特別に感じる雰囲気です。
Q. 先生にはどんな花がいいですか? A. ユリや蘭のような丁寧で品のある花が無難です。華やかさより、すっきりした構成が似合います。
Q. 当日注文でも受け取れますか? A. ホーチミン市内は通常2時間以内に配送できますが、女性の日当日は品切れ・遅延が起きやすいので、早めの予約をおすすめします。
Q. 花のほかに何を添えるといいですか? A. チョコ・香水・手書きカードが最も人気の組み合わせです。最近はフルーツバスケットや花の形のケーキなど、食べられる贈り物も好まれます。
Q. 避けたほうがよい花はありますか? A. 菊や白一色はベトナムでは葬儀を連想させるので、お祝いには避けてください。明るく華やかな色の花が安全です。
Q. 女性の日はベトナムの祝日ですか? A. 法定休日(休みの日)ではありませんが、女性連合の創設を祝う公式の記念日で、全国で広く祝われます。
おわりに
女性の日の核心は、高価な贈り物ではなく「あなたを思った」という気持ちです。3月8日でも10月20日でも、大切な方へ花でその気持ちを伝えてみてください。ホーチミンで準備が必要なら、HAMYFLOREが心を込めてお手伝いします。Zaloでお気軽にお問い合わせください。

